リセットさんって怖くて面倒だったよね
今週のお題「ゲームの思い出」
わたしの世代といえばなんといっても、「Nintendo DS」です。ちょうどわたしが小学生の頃に発売されて、誕生日に親におねだりしたのを鮮明に覚えています。
そんなDSの数あるソフトの中でもやっぱり外せないのが「おいでよ どうぶつの森」ですよね。ね?
発売されてから周りの友達がどんどん手に入れていって、でもクリスマスの時期でも誕生日でもなかったので、おねだりしても買ってもらえず…という日々を過ごしていた頃。
学校で肺炎をもらってしまいました。
咳が止まらず、入院しなければならないほどに症状が悪化してしまいました。
すると母が、入院生活のお供にどうぶつの森を買ってくれたのです。
あのときのことは今でも忘れません。
それからというもの、わたしの入院生活は毎日どうぶつと一緒でした。
自分のお家を建てて、魚を釣って、虫を捕って、果物を採って。
明確なクリアがないゆるさってやっぱりいいですよね。
どうぶつの森では、リセットさんというキャラクターがいます。モグラなんですけども、名前の通り、セーブせずに電源を消してしまうと、次回ゲームを始めようとしたときに必ず現れます。
1回目は優しかったリセットさんも、2回目、3回目とセーブをしなかったらどんどん怒ります。
説教は長くなり、反省文のようなものを打たされたのを覚えています。
しかしこっちだってちゃんとセーブしたいし、わざと電源切ってるんじゃないんですよ、リセットさん。
充電切れたりだとか、あとわたしによくあるパターンだったのが、
この初期型の電源ボタンの配置が悪いと思うんですけど、十字ボタンの上を押そうとして爪が当たってしまって電源が切れる、ということがよくありました。
一番悲しかったのが、大好きだったどうぶつの子に写真をもらった直後にこれをやってしまったとき。
どうぶつの森では、どうぶつと仲良くなるとその子から親友の証としてその子の写真が貰えるんです。
今考えるとなんでそんなもん集めたんだって感じですが、当時はこれが欲しくて欲しくて、毎日仲良くなりたいどうぶつに話しかけてたもんです。
そんな写真を手に入れた直後に、電源が切れてしまってわたしはもう意気消沈。それなのに電源を付けるとリセットさんからお説教。小学生のわたしはもう泣きそうでしたよ。
でも、最近リリースされたアプリのどうぶつの森をやったときに、オートセーブという現代技術のおかげでリセットさんのお仕事が無くなったときは、やっぱり、ほんの少し寂しかったです。
久しぶりに、DS開こうかな。